209日目 : ガーナ北部旅行 ~タマレ・サベルグ編~
日本は10連休ですか?
こちらは2学期が終わり、3週間のイースター休暇です。
バケーション=旅行!旅行へ GO!
ということで、4/18~27の10日間の日程でガーナ国内旅行にいってきました。
(旅行が終わってからブログアップまで1週間の時差…)
ざっくり旅程
1日目 クマシ→タマレ移動(7h)
2日目 タマレ観光
3日目 サベルグ隊員訪問
4日目 タマレ→ボルガ移動(3h)、ボルガ隊員訪問
5日目 アッパーイースト州いろいろ観光
6日目 ボンゴ隊員訪問、ボルガ→タマレ移動(3h)
7日目 タマレ→ワ移動(5h)
8日目 カバ保護区観光、ワ→ナンドン移動(1h30)、ランブシエ隊員訪問
9日目 ブルキナ国境観光、ナンドン→ワ移動(2h30)、ワ隊員訪問
10日目 ワ→クマシ移動(9h)
旅程を見てもサッパリな人(がほとんどだと思いますがw)のために、おおまかな位置関係がこちら。
緑の★が宿泊した都市、小さい赤い★が観光した場所です。
今回の旅行は、ガーナ北部、特にアッパーイースト州・アッパーウエスト州の観光がメインの目的でした。ガーナに来て半年が過ぎましたが、今回はじめて自分の任地(州)より北へ進出しました。ガーナは北部へ行くほど乾燥していて、暑くて、貧困層も多いです。
この最北両州には同期隊員がいないため、先輩隊員を頼って情報収集しながらの観光になりました。先輩方めちゃめちゃ頼りになりました!本当に助かった。お世話になりました~!
ガーナはあまり観光地が多くないですが、隊員にとって(少なくとも私にとって)は「隊員の任地を訪問する」ことが立派な観光になります。同じ国内であっても、それぞれ全く違った環境で生活をしていて、任地訪問はとっても新鮮で毎回新しい気づきや発見があります。
旅行初日、まずはガーナ第3の都市タマレに到着。
バスを降りた瞬間カルチャーショック。。。というのも、私の任地や首都だとバスを降りた瞬間に「どこ行くの?!」「タクシー?!」とうるさいうるさいタクシー運転手5人くらいに囲まれるのが日常。でもここでは「タクシーいる?」と優しく声をかけてくるのは1人だけ、そして いらないよと伝えるとあっさりどこかへ消えていく。。。えぇぇぇもっと強引に呼び込みしなくていいの?!と心配になってしまった自分は、すっかり任地に染まっているんだなぁと思い知りました。 (ちなみに私の住むアシャンティ州はガーナの大阪と言われていて、なぜか配属される隊員も私を含め関西人が多い…)
マーケットですら、めちゃめちゃ静か… 全然声かけられない…売る気ありますか…
タマレでは同期宅に宿泊。この同期が料理得意なので、スパイスカレー&チャパティ作ったり、色々な味のポップコーン作ったり。
北部では鶏と同じぐらい その辺でよく見かけるホロホロ鳥(英 ギニファー)のたまごを、目玉焼き・ゆでたまご それぞれ鶏卵と食べ比べ。日本のお取り寄せ通販だと、たまご8個セット2000円…1個250円という高級品。ガーナだと1個20円以下だったかな?鶏卵よりひとまわり小さいたまごだけど、黄身は鶏卵ぐらい大きくて、鶏卵より濃厚でした。
これは後日食べたホロホロ鳥のグリル。鶏に比べて野生的=筋肉質なので鶏よりも歯ごたえのある食感でした。
北部での近距離移動のメインは「イエローイエロー」と呼ばれるアジアでよく見るこれ。
ゴリ押しする店員もおらずマイペースに快適に買い物ができる&旅行中で楽しくなっちゃって、財布の紐も緩む 緩む…
いないいないばあ!をして遊んでいたら、真似をして楽しんでくれたキュートボーイ。とてつもなく癒された。。
タマレから30分くらいで行けるサベルグという町も訪問。
この写真は先輩隊員の家の裏にあるため池、ですが、この地域は降水量が極端に少なくて、乾季はこのように巨大なため池もカラッカラ。サベルグ隊員は断水が深刻だと聞いていましたが本当に大変そう。。この規模が空になるほど降らないなんて…雨季に水が溜まって潤っている姿を見にもう一度来たいです。
先輩に案内してもらいながら、北部の現地メシも色々と堪能しました。
これはトゥバニという、豆の粉をこねて葉っぱでくるんで蒸した感じのやつ。(説明が適当w) 胡麻をかけて食べる。
旅の最初の拠点だったタマレは、ガーナ第3の都市。
噂にきいていたとおり、バイクが多い、モスクが多い(特にタマレはムスリムが多数を占めている)、郊外の車のスピードが半端ない(オーバー100km)など、南部にはない空気を楽しみました。
が、
まあ、タマレはこれからも何度も来る機会があるだろうな~と思い、今回はあまり写真を撮りませんでした。笑
さて、旅行はさらに北へと続きます。