36日目 : つかの間の休息
オリエンテーションも終了し、先週末(金~月の4日間)は、本赴任前の つかの間の休息でした。
まずは、野口英世記念館。
日本人たるもの一度は見ておこうということで、日本とガーナを語る上での最重要人物といっても過言ではない千円札のあの人です。ガーナで黄熱病の研究をしながら、自らもその黄熱病で亡くなられています。
係りの人に案内されるまま「前回この扉を開けたのはいつなんだろう」と思ってしまうような扉を開けると、そこは実際に使われていた研究室。いい意味で当時の感じが残されたまま、いくつかの展示品とともに記念館として公開されています。
著名人も訪れているようです。
といっても日本人しか来ないんだろうな。ここへ向かう道中でも私たちの顔を見るなり「ノグチ!ノグチ!」と案内されたぐらいですから。。
日本庭園と、銅像。
次は ガーナよさこいフェスティバル。
JAPANウィークという催しの一環で、ガーナ人や日本人がよさこいを踊る日です。 ちなみにガーナの在留日本人は400人弱らしいです。
抹茶を飲む子どもたち。案の定、すごい顔して飲んでました。そりゃ苦いよね。笑
海沿いの道路を車で走ったときに二度見した光景。
マーケットでほっこりした背中。おばあちゃんと孫。
さて、今日からいよいよ本赴任です。
いまはバス移動中。都市間移動の車窓はだいたいこんな風景。ガーナ南部は想像していたよりも生い茂っています。北部はまた違うらしいです。
もうね、不安しかないです。早くパソコン教えたい!とか全然思わない。まだ情報が少なすぎて、何が必要とされていて、それに対して私が何ができるのか、あまり見えてないことに対する不安、だということにしておきましょう。笑
これは私の2年間であり、比較対象もなければ正解も不正解もない。
好きなようにできるし、満足度を決めるのも自分。すべては自分次第なんですよね。
活動のアドバイスのひとつとして「優先順位をつける」という話が先輩からありました。
私にとっての優先順位はまだまだわからないけど、現時点でいちばん大切にしたいものは「ガーナ人との関わり」だなと思っています。だって日本じゃできないから。日本人といるよりも、自分の時間よりも、ガーナ人と過ごす楽しい時間が多ければいいなと思います。
つまり私にとってコミュニケーションはとても大切なものであり、それ故に、言語の壁が大きなストレスになってしまうんですよね。。。ストレスをモチベーションに変えて やるしかない。
そういえば休息中に自分のInstagramを振り返っていたら、
2016.11.12 ヨーロッパ旅行からの帰国日
2017.11.12 ゼブ留学からの帰国日 だったそうです。
2018.11.12 はというと、パスポートに日付を刻むどころか、ガーナ生活35日目をまったり過ごしていました。
別にxデーでもなんでもないんですが、仕事を辞めて丸2年(!)が過ぎ、ちょっとずつ人生の幅が広がっているのかなと実感します。
追伸。
31日目のブログの文章を一部訂正しています。謹んでお詫び申し上げます。🦎は嘘八百でしたw