ガーナ録

ガーナ録

活動の記録ブログ。人の為と書いて 偽。

33日目 : ガーナ流おしゃれ

 

先日、ガーナの関係省庁や日本大使館への表敬訪問をしました。その際の服装はスーツまたは「民族衣装」との指定があり、この日に向けてガーナ服を準備しました。(新隊員13人中12人が民族衣装でした)

 

 

ガーナでは、布屋で布を買って、テーラーで作ってもらうことが一般的。必ず採寸をして、希望のデザインを伝えるオーダーメイド。そうやってつくった服を私たちは「ガーナ服」と呼んでいます。(アフリカンドレスと呼ばれたりするぐらいなのでアフリカ全体の文化なのでしょうか) 街を歩く人はもちろん先輩隊員たちも着ているので、私も早く着たいなぁと うずうずしていました。

布にもブランドがあったり、アフリカ諸国からの輸入だったり、高級品だったり色々とあります。

テーラーは、それぞれの村に少なくとも1件はあるように思います。「みんな自分のテーラー(行きつけ)があるのよ」と語学の先生は言っていました。

 

 

今回わたしのはじめてのガーナ服は、ホームステイ中にマザーが「作ってあげるよ」と言ってくれたので、マザーのセンスに任せてみることにしました。

 

 

布はマザーと一緒にマーケットへ行ったときに購入。緑が好きだと伝えると、この柄になりました。うん、ぽいぽい!

 

 

ホストマザーが私のガーナ服を作ってくれています

彼女の頭の中ではどんなデザインをイメージしているのか…敢えて聞かずに完成を見守りました。ちなみにこの動画からマザーの雰囲気が伝わると思いますが、かっこいいオカンです。ジブリ映画で自分の村を守ってる女性グループの中心にいそうなタイプ。すごく好き。

 

そうして完成をしたものが、こちら!

肩のヒラヒラと首もとの広さは、自分では100%オーダーしないであろうデザイン(笑)  これ着るのか~恥ずかしいな~と思いながらも、ガーナ人がこれだと思って作ってくれたんだから間違いはないだろうと信じることにしました。

 

 

そして、これに加えて、せっかくなので髪も編み込むことに!編み込みの店もテーラーと同じくそこらじゅうにあります。

 

 

表敬当日の朝イチで美容院にかけこみ、施術時間およそ1時間半を経て、、、

 

 

こんな仕上がり!

 

 

これは3日目の後頭部。編み込みから地毛の部分がピロピロ出てきていますねー。日本人の髪質だとこんなふうにすぐ崩れてしまいます。アフリカの人たちは髪質がまったく違うので、1ヶ月とか平気でキープできるらしいです。

 

 

そして編み込み生活4日目の夜、、、

 

 

ギブアップ!こちらはほどいたエクステです。再利用できるので丁寧にほどきます。髪を触る手が脂でベタベタして、早くシャンプーしたい・・・早く・・・はやく・・・という一心で(笑)、ほどくのにも1時間半かかりました。

 

 

4日ぶりの洗髪の爽快感たまらん~~~!!!

 

 

頭皮は痛くないの? → ひっぱられて痛いとかは無いです

かゆくないの? → 2日目越えたあたりからちょっと気になります

洗わないの? → 気になるのでシャワーをかけて洗える頭皮だけ洗ったりしますがそれにより髪が崩れたりもするので洗わないほうがいいのかなぁ。。

臭わないの? → 私はかゆみよりもニオイが気になりました。朝起きた時の枕がいちばん気になる。。

 

 

結果、気にしたら負けだと思いましたが、我慢して耐えるほどでもないなと思って4日目でやめました。でも編み込みしてもらうのは楽しいし私は好きなのでガーナにいる間は今後も何度かやるつもりです!日本では絶対やらないし(笑) 違うデザインもやってみたい~

 

 

ガーナ服も まだまだ作ります!

普段着用をどんどん増やします。ガーナ服はこちらでの生活の楽しみのひとつです。腕のいいテーラーさんは、見たことないようなデザインでもこちらの要望をきちんと伝えれば、きっちり仕上げてくれるらしいです。日本にいると既製品から「選ぶ」習慣しかなかったので、いざオーダーするとなると自分の希望するデザインを伝えるのって意外と難しくて、、、布選びも含めて、最終的には自分のセンスが問われます。むむむ。