272日目 : クマシセントラルマーケット
ガーナ布 爆買い〜〜〜!
やっと、やっと、クマシセントラルマーケットでの布ハンティングをしてきました。
(やっとの意味は後述)
マーケット内を練り歩き、悩んでは買い、買っては悩み。
布のデザイン選びって本当に難しくて、種類もありすぎて、悩めば悩むほどドツボにはまり、気づけば結局同じようなデザインを手にとっていたり。ああでもない、こうでもない、これもかわいい、あれもすてき、きゃーひとめぼれ!え、これは?こっちは?という具合に、エンドレスショッピング。笑
結果、2時間ほどで、冒頭のとおりの爆買いとなりました。総額300セディ超え。(7000円超え…)
一部は日本に送ります。母親に送ってと言われてからもう半年経つ気がする…いい加減送ります。
さてここで、私の任地アシャンティ州の州都「クマシ」について改めて紹介させてください。
首都から高速バスで5時間のところにある、ガーナ第2の都市 クマシ。
その人柄は ガーナ人の間でも「うるさい しつこい 距離が近い」などと言われており…
それ故に、隊員の間ではよく「大阪」だと例えられています。
実際住んでみても、肯定せざるを得ないというか。。。
昨日もステーションで、まあ呼びかけられるのはいつものことなのでそんな声には微動だにせずガン無視しながらスタスタ歩いていたのですが(←我ながら慣れたなぁと思う)、とある青年2人が走って追いかけてきて私の腕を掴み「ちょ、なんで無視すんの!俺お前のこと呼んでてん!お前と喋りたいねん!なぁ!ちょっ、ちょっ、1分でいいから〜〜なぁ〜〜どこ行くんさ〜〜〜!」と。(意図的に関西弁翻訳)、そんなウザいところもアシャンティ州のチャームポイント。
ちなみに私の自宅からクマシ中心部までは1〜2時間で、その時間的距離感が京都ー大阪間とほぼ同じということもあり、私にとってはセントラル=大阪という感覚がよけいにしっくりきています。
そんなガーナ版大阪:クマシのセントラルマーケットは、ガーナ最大、そして西アフリカのなかでも最大規模のマーケット。
それはもうカオス!迷路のように入り組んだ狭い路地にひしめく店と人!!マーケットではスマホと現金には十分気をつけて、と、ガーナ人からも念を押されるほどカオス!!(※スリがいます)
赴任してまだ間もない頃にホストマザーにいきなり奥地まで連れ回されたときは、もう、まさにディープな大阪ミナミの中枢に迷い込んでしまった子羊のように(?)、ただただ怯えることしかできませんでした。
それからもずっと「こわい」イメージでセントラル周辺に近づくことすらできず、避けてきました。(いまなら 関西がこわい という人の気持ちも少し理解できます…)
が、もうガーナにきて9ヶ月が過ぎようとしていて、もうそろそろ開拓したい。
ということで、まずは先日 先輩隊員に連れてもらい。そして昨日は新隊員と一緒に。
少ぉーしずつ開拓を進めています。やっと、です。
マーケットは、いったん内部に入ってしまえば、そこは卸売市場。売り手も買い手も顔つきは 商売人。観光客を捕まえて売りつけるなんてことはなく、むしろ、何しに来たの?という顔で見られることもしばしば。(私のホストマザーも商店を営む商売人で、仕入れの為にマーケットにきています)
なので、値段をふっかけられることもありません。きちんと商売をしている店員なので、聞けば聞くだけきちんと対応してくれます。
ただ、マーケット内で写真を撮ることにはまだまだ気が引けてビビっているので、写真でお伝えできないのが申し訳ない…。帰国までにいつかお伝えできればなと思います。
そんな中、昨日 唯一撮った写真。
染め布専門店!と 店主kwameさん。
クマシで染め布を買える場所を探していたので、私のテンションも爆上がり〜〜〜!こ〜んなに染め布だけを山積みにしている店は初めて見ました。嬉しい〜〜!
だがしかし、お分かりいただけますか、布をこんなふうに平積みされたら、逆にめっちゃくっっちゃ見にくい。しかも店内に照明が無くてさらに見にくい。笑笑
それでも、そんな逆境にも負けず、店内奥の隅々まで果敢に布を漁りまくる外国人を優しく見守る店主kwameさん。ありがとう。また来ます。
ちなみに6yard 48〜60セディ。
冒頭の写真でもわかりますが、ガーナ布には「プリント」と「染め」があります。
ガーナの染め布は、ろうけつ染め。ろうけつ染めとは、模様部分を蝋で防染し染色する伝統的な染色法。 (某ペディア談) 英語ではバティックといいます。
個人的には、より伝統的でガーナっぽさを感じる気がするので、染め布のほうが好きなのですが、プリント布ほど手軽には手に入らず… 少なくとも任地のマーケットでは見かけません。
これも染め布。以前買った布ですが、トートバッグ自作しました。
日本で超超愛用していた独特なかたちのトートバッグをそのまま再現。日本に置いてきたことをかなり後悔していたのですが、我ながら再現度高くて使い勝手 最高です。
ということで、
クマシマーケット開拓、これからもちょっとずつ、ちょっとずつ、進めていきたい所存です。