受け取り方も上手くなりたい
先日BSで池上彰×久米宏の対談特番があるのをたまたま知り、録画していたのを見たのですが。
久米宏が語る理想のキャスター像が素晴らしかった!「(今のキャスターは)そっから先は見ている人の分野だろうってところまで踏み込んでいる人が多いですよね。大変ですねとか、辛いでしょうね、とか (略) 嬉しいニュースにしても、このニュースは嬉しいことだっていうことはキャスターが感じるんではない、見ている人が感じるべきことですよね。」
ほんとうにそのとおり!ズバリ!!
わたしがテレビ嫌いだな~って思う理由のひとつ。
前にも池上さんが自分で気をつけていることとして「私は解説はするけれども、私自身の意見はお伝えしません。」ということをおっしゃっていて。なるほど、だから私は池上さんが好きなんだなーと思ったことがあります。
(私は池上さんを敬愛しています)
ニュースに限らず、どんなテレビ番組でも伝え方によって受け手の受け取り方ってコロッと変わっちゃうだろうし。操作されてるな~~と思いながら観てるときもあるけど、まんまとやられてる時のほうが圧倒的に多いはず。逆に私は、なんにもしたくないし自分のこと考えたくないし だら~~っとしたいと思ったときはテレビに逃げることも。
そしてテレビに限らず、ふだんの会話や、こういうSNSにおいても、言葉遣いや表現によって伝わり方っていうのはずいぶん変わるでしょう。
これは、
伝え方はもちろんですが、
受け取り方も上手くなりたいな、という私の願望のお話です。
たとえ発信元が色づけしたり盛ったりしたとしても。
私は受け取り手として、本質を見極めて、自分の視点をもって本質を見て、それに対する自分の意見を持つ。そしてその意見は無理に主張しなくてよいし、どんどん変えていってよい。
こういう人間は かっこいいな!と憧れています。
私が思う「芯がある人」。
その為に必要なことはたぶん 知識、経験、情報。
視野の広さと自分の意見の堅さは比例すると思う。
まあ根本的に私は あまのじゃく ですがね。笑